「あなたの幸せに本気でこだわる」離婚カウンセラー 坂本じゅんこです。
本日は、「性格の不一致で突然の離婚宣告!あなたが気をつけなければならない3つのこと」についてお届けしたいと思います。
離婚理由の第一位「性格の不一致」
結婚生活が上手くいかなくなる原因は、さまざまですが、男女ともに離婚理由の第一位は「性格の不一致」です。
そもそも、夫婦といっても育ってきた環境が異なる他人同士の組み合わせ。
親や兄弟でさえ、性格や考え方が違いますし、似ているような思考を持つ人はいても、100%自分と同じ性格、価値観を持つ人間は存在しないのが現実。
ちなみに「価値観が似ているので結婚しました。」という人もいれば、「自分には持っていない価値観に惹かれて結婚しました。」という人もいるかと思います。
あなたの夫婦の場合は、どうでしたか?
そして、「結婚当初」と「離婚に悩む今」とでは、その考え方やとらえ方が異なってきていませんか?
性格や価値観って、時間の経過と共に「変化」していくものなのです。
「変化」といっても、それが、人間としての「奥深さ」や「成長」であるならば、離婚宣告になんてなるはずもなく、夫婦の絆がさらに深まり、心から信頼し合えるパートナーとなることでしょう。
でも…。
例えば、「のんびりとした、おおらかで、包み込んでくれるような優しい性格が好き。こんな妻がいつも側にいてくれたら、仕事で辛いことがあっても頑張れるし、暖かな家庭が築けるだろうな。」と思って結婚した夫。
そして、10年が過ぎた今。
家事や子育てに忙しいのは分かるけれど、夫はいつも蚊帳の外。
休みの日には邪魔者扱いされて、実家に遊びに帰る妻と子供達。
「顔を合わせればアレコレ文句を言うばかり。俺だって会社で色々とあるのだから、たまには、お疲れ様の一言くらい言ったって、悪くないだろう。」
「結婚当初は、俺のために美味しい手料理を用意して待っていてくれたのに、最近は子供ばかりが中心で、俺への料理は手抜き。身支度もいい加減になって、女としての魅力を全く感じられなくなった。」と妻への不満が少しずつ湧いてきて…。
心の隙間から、不意によぎる、「一体誰のために頑張っているのだろうか。俺の人生、こんなはずではなかった。」という思い。
もちろん、逆もしかりで、妻の言い分もあることでしょう。
「ガサツで私の気持ちなんて全然分かってくれない、デリカシーのない夫。」「お金遣いが荒くて、いつも無駄遣いばかり。」「私だってパートとはいえ働いているのに、家事は手伝ってくれないし、部屋を散らかしてばかりで本当にイライラする。」「子育ても人任せで、休みの日もゴロゴロとゲームやスマホばかり。」など、文句を言い出したらキリがなく溢れてきそうです。
もちろん、これ位の理由でしたら、妻は美味しいランチでも食べながら、親しい人に話せば気分もスッキリ。
一方、夫はストレスのはけ口がないまま、日々不満がつのり、気持ちがますます家族から遠ざかっていくばかり。
妻は、夫に無関心だから、夫の気持ちになんて一向に気づくことなく、呑気に生活していたら、いつしか修復不可能に、なんてことが現実的に起こりうるのです。
離婚宣告を受けるほどの「性格の不一致」って?
「お前とは、もうやっていけない。性格が合わない。価値観が違う。」と突然、離婚宣告され、途方に暮れているあなた。
こちらから言うことはあっても、まさか、夫から離婚を言い渡されるとは、思ってもみなかったという、青天の霹靂。
あなたのプライドはズタズタになり、離婚なんて出来るワケがありません。
だって、私だけが悪いのではない、夫にも原因があるのだから、離婚を受け入れることは自分の非を認めること。
「でもあなただって!」と、口を開けば、話し合いどころか、悪口の言い合いになるばかり。
でも、ちょっと待って。
あなたが、夫を攻撃するのは、離婚したいと思っているから?
本当は、そもそも離婚なんてしたくないのでは?
離婚にまで発展してしまったら、あなたは子供を抱え、どうやって生活していくのですか?
あなたに与えられた選択肢は2つ
その選択は、今後のあなたの人生を左右する大切な選択。
その1:このまま、自分の事は省みず、相手の非を責め続け、離婚へと突き進む。
その2:自分にも確かに至らない所があったのかも知れない…と、これまでの生活や態度を見直し、関係修復を試みる。
それは、あなたの今後の人生において、夫という異なった性格や価値観を持つ人間をこの先もずっと受け入れていくか、受け入れないかという選択でもあります。
ですから、感情的になるのではなく、あなたは、あなたの気持ちに冷静に真剣に向き合って答えを出す必要があるのです。
性格の不一致を理由に離婚宣告を受けた時、気をつけなければならない3つのこと
その1:夫を責めない、冷静に話をする。
売り言葉に買い言葉では、離婚への道、一直線。
お互いに意地の張り合いになり、元に戻りたくても戻れず、修復不可能になってしまいます。
あなたが、離婚をしたくないのなら、夫を責めるのではなく、まずは夫の言い分をよく聞いてあげて下さい。
納得出来ないところがあっても、まずは冷静になることが大切。
話し合いは、夫の一枚も二枚も上手になる必要があるのです。
感情的にならず、真剣に話を聞いてあげるだけでも、夫の高ぶる気持ちが、少し収まってくることもあるのですから。
2:自分の気持ちに素直になる、意地を張らない
勢いにまかせて離婚すると、後悔が残ってしまいます。
ふとした瞬間に、寂しさや孤独感を感じ、離婚という決断をして本当に良かったのだろうかと、過去をいつまでも引きずってしまう傾向になることも。
あなたは「本当に離婚したいのか?」「離婚に応じることで後悔しないのか?」何度も自分の心に問いかけてみるのです。
そして、夫に対して、愛情を持って接していたのか、これまでを振り返ってみて下さい。
夫に関心を持たずに、邪魔者扱いし、妻という座にあぐらをかいて、夫をいい加減に扱っては、いなかったでしょうか。
・キツイ言葉や暴言を吐いていなかったか
・夫を見下して、バカにした態度を取っていなかったか
・日々の生活に感謝の気持ちを持っていたか
これまでのあなた自身を振り返り、改めることは改めて、関係改善に向けて努力することが大切です。本当の気持ちに気づくことが出来たなら、素直に謝り、やり直したいという思いを真剣に伝えて下さい。
3:隠れた原因がないのか、別のところに理由はないのかを疑ってみる。
そもそも、夫が離婚を決意するまでに至った理由は、本当に性格の不一致だけなのでしょうか。
あなたが、自分の行ってきた態度を反省し、素直な気持ちで謝り、改めようといくら努力しても、夫は「離婚」の一点張り。
離婚の意思が揺らぐことはなさそうな時、実はあなたには言えない本当の理由が隠されていることも…。
「とにかくお前とは、もうやっていけない。俺だって辛い。頼むから離婚してくれ。」なんて涙ながらに訴えて、離婚を急かす時は、ちょっと疑ってみてもいいかも知れません。
「別の女性の存在」があるかも知れないと。
本来、あなたが至らぬ点を反省し、心からの謝罪を行い、行動に示せば、夫だって少しずつ気持ちがほぐれて、「俺も悪かった」となったりする事もあるのです。
ですから、難クセをつけて離婚しようとしたり、離婚を急かす場合は、本当の理由を探ってみることも必要です。

本日は、「性格の不一致で突然の離婚宣告!あなたが気をつけなければならない3つのこと」についてお伝えしましたが、いかがでしたか。
結婚生活を続けていくには、決して平たんな道ばかりではなく、思わぬアクシデントや落とし穴が現れることもあります。
でも、縁あって出会い、夫婦となった二人。お互いに愛情があればこそ、コミュニケーションを取り合って、お互いに歩み寄り、夫婦関係を改善していくことが出来るかと思います。
何事も意地を張らずに、早めの関係修復が夫婦円満の秘訣です。
でも、「取り返しのつかないことをしてしまった。どうしよう。」「具体的にどうやって話を進めていったらいいの。」と誰にも話せず、毎日、一人で途方に暮れているあなた。
涙に明け暮れて自分を責めているあなたへ。
さぁ、勇気を出して、私と一緒に乗り越えましょう。私があなたの一番の味方になり、あなたの側に寄り添い、幸せになるための近道へと導きます。あなたをいつでも待っています。
「相談しよう、どうしよう」「こんな悩みだけど聞いてもらえるかしら」とお悩みのあなたへ。LINEのお友達登録からも、カウンセリングに関するお問い合わせを受け付けております。
また、LINE公式アカウントから、お役立ち情報・特別なご案内もしております。
ひとりで悩まず、まずはご相談下さい。


NPO法人日本家族問題相談連盟認定
岡野あつこ®師事 上級離婚カウンセラー・夫婦問題カウンセラー
坂本じゅんこ